会長を崇拝しすぎるネット通販会社をたった3か月で辞めて転職した理由

会長を崇拝しすぎるネット通販会社をたった3か月で辞めて転職した理由

以前、私は楽天やヤフーショッピング、などに店舗を持つ通販会社に勤めていました。

この会社に勤めようと思った経緯は、パソコンをメインで扱う仕事がしたい、いずれ独立してECサイトを立ち上げたいと思っていたところ、通販会社ということでまさに条件にぴったりで、尚且つ正規雇用でした。

面接はその会社の会長が直接面接をしてくださいました。流石に緊張してしまいましたが、同時にわざわざ面接まで自分でやってのける凄い人なのだなと感じました。

面接内で提示された条件を聞く限り、残業はほとんどないし週休二日制ということで条件としては最高だなと思っていました。

あの時は。

憧れのIT業界に就職!そして現実を目の当たりにする

無事に入社が決まり、IT業界は初経験だったので入社当時はワクワクと期待で胸がいっぱいでした。

自分に割り振られているデスクトップPCもそうですが、デスクには大き目のモニターが2枚も配置されていてとってもテンションがあがりました。

モニターを前にカタカタカタッっと素早くキーボードを叩いて作業する姿がかっこいいなと、憧れがあったものです。

実際に働き出してみると、最初の1~2週間は定時の時間になると上司に「早く帰れ!」と言われ、たしかに残業はほとんどありませんでした。

しかし、徐々に作業にも環境にも慣れてくると、毎日3~6時間ほどは残業していました。それに残業代は出ません。いわゆるサービス残業ですね。

それが当たり前になってきました。繁忙期になると深夜の2時か3時くらいまで残業していたこともあります。

定時が5時だったので9~10時間の残業ということになりますね。

休日であるはずの土曜も休日出勤になることが多々ありましたし、ひどい時は日曜も出勤で一週間休日なしということもありました。

もうこれだけでかなりしんどい状況で、すでに転職をしたいという思いが多少はありましたが、私は忍耐強い方ですのでこれだけならまだ全然大丈夫でした。

それに働きながらネットショップのノウハウを学べるので自分のステップアップの為にもなると考えていたので頑張るつもりでした。

とは言え、面接の時に会社トップの口から聞いた残業ゼロ、週休二日というのは全くの嘘だった、ということになってしまいます。これだけでブラックな要素がありますね。

会長を崇拝しすぎる風潮に恐怖を感じた

その会社が嫌になった理由は、仕事時間に関することだけではありません。

会社トップの会長を「従業員が崇拝しすぎている感」が満載だったからです。

会長の趣味でもあるランニングや釣りといったものを従業員もしているのです。

ほんとに好きでしている人もいたと思いますが、中には若干強制ぎみにさせられているようでそんなに乗り気でない、という人もいました。

要するに会長がさせている、又は会長に気に入られたい、会長を崇拝するあまりに勧められたら喜んでする、といった感じでした。

趣味だけでなく会長がしている食事法なども真似をする従業員の人もいました。

それを見ているとちょっと笑えてしまうこともあるほどでした。

そういったことからなんか宗教じみた印象を持ちました。

そうなってくると「会長の言うことは絶対」、というような雰囲気がありました。

会長がダメと言えばダメ、良いと言えば良い!みたいな感じです。

それだとやはりガバナンス的にもよくありませんよね。

ワンマン経営のようになってしまいます。

こういったことを目にすると、自分ももう少し勤務が長くなったら釣りとか色々連れていかれていつの間にか「趣味は釣りです」のようなことを言っているのかなと思ったら怖くなってしまいました。

ランニングや釣りといった趣味は自分にとって色々プラスなこともたくさんあるのでその趣味自体を否定しているわけではありません。

別にやりたくもないのにさせられてそれを拒否できないような社風が嫌だったのです。

サービス残業ばかりさせられ、休日出勤も普通、さらには経営トップを崇拝しすぎる会社風土。こいったことが嫌になり自分の条件にはピッタリだと思ったIT会社をたった3か月で辞めて転職することになりました。