コールセンターに勤めていたがITの専門用語の多さについていけず辞めました

コールセンターに勤めていたがITの専門用語の多さについていけず辞めました

IT業界といっても色々あるのですが、私が居たのは電話サポートやトラブル対処メインの部署でした。
今思えば明らかにキツイ担当だったのですが、何とかなるかと思っていたのです。
結論から言えば、1年ちょっとでギブアップしました。

とにかく言葉が通じない…

他業種でいうと、携帯電話のキャリアショップやサポートセンターの方も同じ思いをしているのではないでしょうか。
とにかく、言葉が通じないのです。

電話で多いのは、圧倒的にインターネットにつながらないというご相談です。
当然ながら原因は色々あるので、各種確認を訪ねるのですが、これがもうどうにも伝わりません。

ルーターのランプは付いていますか?→分からない
PCの方では、タスクはどんなアイコンの表示なっていますか?→分からない
プロバイダから連絡はありませんでしたか?→分からない

特に高齢の方に多いのですが、何を聞いてもわからないと言われてしまいます。
それでは対処しようがないと柔らかく包んで伝えるのですが、「君達はプロだろう何とかしてくれ!」と言われるのです。

多い日には10回は聞きましたね、「プロだから」という言葉は…。
何の確認も取れない状況で、電話口で相談されてもどうしようもありません。

自宅訪問で浴びせられる心無い罵声、そして退職

出張可能な距離の場合、たまに「有料」出張サポートとしてご自宅にお伺いする訳です。
結局、LANケーブルが抜けていただけでした。
簡単でよかったと思うかもしれませんが、この手が一番厄介です。
次に言われる言葉も決まっています。

「これくらいで金をとるのか!」

本当に、本当に多い一言です。
当然電話でも対処できるようなトラブルですが、全て分からないという返答だったからこそ自宅訪問になったのです。
移動経費も掛かっているのに、私の一存で無料でいいですよとはいえません。

今は多分、自宅出張は余程の事がない限りないと思います。
まだADSLやブロードバンドが早い早いと宣伝され始めていた時期で、今ほどインターネット(スマホではなく当然ガラケーや携帯電話)の検索もお手軽ではなかった時代です。
案の定、出張関連サポートは色々廃止になりました。

この頃はサポートセンターも繋がり辛かったと思います。
真面目に全ての電話に即対応する人ほど、病んで辞めていくという悪循環でしたね。
ある程度自分で休憩を取らないと、やってられません。
延々と電話が鳴り響く環境のせいか、耳に異常が表れ始めたのを機に、退職しました。

転職先はIT業界とはかけ離れたパチンコ屋に決定しました

転職先はパチンコ屋で、ITとは全く関係ありません。
心情的に、もう機械はいいやという気分でした。
ただ後から採用理由を店長が教えてくれたのですが、パソコンが使えるからだったそうです。
今では多分何の有利にもならない条件ですが、当時は割と重宝されました。
まさかパチンコ屋でパソコン弄る事になるとは思いませんでしたが…。

IT業界で働いていた側からするとこういう愚痴になりますが、大元の原因はインターネットやパソコンという物に対する理解の無さなのです。
特に高齢の方の機械アレルギーは強く、パソコンやインターネットを敵視している方も少なくありませんでした。
日本は割と、今でもそういう傾向はあると思います。

上司にIT関係のお伺いを立てる→分からないから任せる→トラブル発生時に何故相談しなかったのかと言われる

IT業界に限らずこんな事はあると思いますが、機械系の進化が早すぎるせいで、明確な世代格差ができてしまっているように思えます。
かくいう私も、スマホはいまいち使いこなせていません。

専門職だからという言葉もわかるのですが、何の業界にしても周知は必要だと思います。
結局パソコンやインターネットに関していうなら、専門用語が多すぎて訳が分からないのです。
これは時代が進む以上、もうどうしようもない事なのでしょうね。