IT関連の転職先をハローワークで探す際に気をつけるポイント

IT関連の転職先をハローワークで探す際に気をつけるポイント

転職活動を行う際に誰もがまずは訪れるであろう場所、ハローワーク。

IT業界に転職を考えている方も例に漏れずハローワークを利用して転職活動を行うはずですが、転職に失敗しないためにも求人情報を注意して確認するスキルを身に着けておくことに越したことはありません。

IT業界の転職に限った話ではないかもしれませんが、ハローワークで転職先を探す際に気をつけるべきポイントをまとめました。

転職する際に注意するポイント

長期間に渡って求人が出ている会社

求人情報を確認する際にまず気をつけて欲しい事がこれです。

ハローワークの求人情報を確認していると、必ずといっていいほど長期間に渡って掲示されている求人情報があります。

そういった会社は確実に何らかの問題がある会社ですので、真っ先に候補から外しましょう。

このような会社はネットで評判を検索するとすぐに情報が出てくることも多いので、気になる求人は一度検索して調べてみることをオススメします。

給与額の振り幅が大きすぎる

IT系の求人は特に多いのですが、求人情報の給与額欄に記載されている金額の振り幅が凄く広い情報があります。

例えば【WEBデザイナー 給与:150,000円~450,000円】などと書かれている場合です。

普通に考えれば自分の能力によって給与が変わると考えてしまいますが、実際のところは能力給の事を書いているわけではありません。

このような給与額の振り幅が大きい求人にはこんなメッセージが込められています。

『弊社で一番給料を貰っている人が450,000円というだけで、あなたに能力があってもその給与を支払うことはないし、基本は150,000円からのスタートです』

もしあなたが【30歳 業務経験6年】という事を仮定した場合、恐らく『25万くらい貰えたら良いな~』なんて考えるかもしれませんが、大抵の場合は記載されている最低額からのスタートになりますので、期待はしないほうが良いです。

給与額を上げたい場合は、面接時に上手く交渉するしかありません。

とにかく、給与額の振り幅が大きい求人情報に応募する場合は、面接時に給与額についてしっかりと相談することをオススメします。

入社する前から給与の話をすると嫌な目で見られると思われるのでは…と考える方もいるかもしれませんが、意外と普通というか当たり前の話なので、面接の最後まで給与に関する話が出なかった場合は物怖じせずに自分から話を出しましょう。

入ってから後悔するよりも、入る前に聞いておいたほうがお互い幸せですから。

仕事内容の説明が雑

様々な求人情報を見ている方なら何となく気付くと思いますが、求人の中には仕事内容の説明がかなり雑なものがあったりします。

良い例)WEBサイトの更新を担当していただきます。バナー制作・文章作成などが主な仕事となります。

悪い例)WEBに関わる全般の業務を担当していただきます。社内でも雑務などもあります。

良い例の方は何となく業務内容が想像できるのですが、悪い方のところは全く業務内容が想像できません。むしろ作業量が多そうなイメージですよね。

実際、この手の求人内容は数多くあり、少人数で経営している会社などにありがちな求人内容です。

ただし、雑な求人内容だからといって必ずしも悪い職場とはいい切れません。

何故なら、そもそも個人経営に近い会社を経営している人はITに関する作業の知識が疎く、どんな仕事があるかさえわかっていないことが多いからです。

このような会社の作業内容はピンキリですが、ハローワークを通すまえに電話などで作業内容を確認してみると良いかもしれません。

記載されている残業時間が多い

ハローワークの求人情報には、月に平均でどれくらいの残業があるかという事を明記する欄があるのですが、そこに書かれている残業時間の数字が明らかに多い場合は要注意です。

例えば給与額が25万円だとして、月の残業時間が平均で30時間あるとしましょう。

1ヶ月の出勤日数が20日だった場合、残業時間は1日平均で1.5時間になるわけですが、この残業時間も組み込んだ給与額が予め記載されている可能性があります。

そう、みなし残業制度です。

みなし残業とは、簡単に説明すると基本給の中に残業代を予め含めて支払うシステム。このように予め残業代込みで計算された給料が支払われますが、残業代に相当する時間分、必ず残業しないといけないわけではありません。この点がみなし残業制を非常に画期的なシステムに昇華させている大きなポイントと言えます。

社員は仕事を定時までに終えることが出来れば、定時退社しても問題ありません。それでも、あらかじめ設定されたみなし残業代を含んだ給料が支給されます。

参照:みなし残業=ブラック企業?みなし残業は違法かわかりやすく説明します

参照元の記事では ”終えることが出来れば、定時退社しても問題ありません。” と記載されていますが、殆どの会社は定時退社させてくれるほど優しい業務量を与えてはくれず、実際は更に残業時間がかさんでしまっているケースも少なくはありません。

みなし残業制度は、一見良い制度のように見えますが、この制度を逆手に取り残業代を圧縮している会社も沢山有るのです。

実際に会社選びをする時は、その会社がみなし残業制度を採用しているか、平均でどれだけの時間残業しているのかを調べられるだけ調べましょう。

中小企業だと細かい情報を把握しづらいですが、大手の企業になってくるとネット上にいい情報も悪い情報も載っているので、簡単に調べられるはずです。

気になる求人はハローワークに直接見に行って判断する

恐らくこの記事を見ている多くの方はスマートフォンなどを使ってハローワークのホームページにアクセスして求人情報をチェックしているのだと思いますが、気になる求人が見つかったら迷わずハローワークまで足を運んで確認することをオススメします。

何故なら、ハローワークで公開されている実際の求人と、WEBの求人情報を比べると、実際の求人情報のほうが詳細な情報を記載しているからです。

これは何故かというと、求人を募集する会社によってはWEB上に会社名や情報が載ると不都合があるという会社もあるため、細かい情報を明記していない場合があるのです。

殆どの方が気になる求人はハローワークに足を運んで確認しているとは思いますが、もしもそうでない人がいたら勿体無いので、是非ハローワークで情報を確認してみて下さい。

窓口の人に会社の評判を聞いてみるのも手

結局これが一番楽な方法かもしれません。

窓口の人が親切な人かにもよるというのが少しネックですが、窓口の人に会社の評判を聞けばある程度の情報を教えてくれます。

流石に細かい情報までは教えてくれませんが

  • どれくらいの人が面接を受けて何人合格したか
  • 求人に対してクレームはあったか

などについては快く答えてくれるはずです。

これは余談ですが、窓口の方とは仲良くなっていたほうが色々と得です。
(職業訓練・基金訓練の情報なども流してくれたりします)

結論

求人情報の内容で怪しい会社を見極められるようになりましょう。

また、IT業界に転職を考えている場合はハローワークだけでなく、業界に特化した転職サイトを使うのも賢い選択です。

特に最近のIT企業は買い手市場から売り手市場に変わってきているので、未経験でも入社できる所が増えてきています。

特化型の求人サイトであれば、ハローワークのようにわざわざ施設に訪れずにWEB上で情報を入力するだけで企業に応募できたりするので非常に使いやすい為、最近は利用者も増えてきているのです。

転職を考えているなら少しでも多くの企業を見ておいたほうが良いと思うので、興味のある方は利用してみると良いでしょう。