残業中に『俺、社蓄してるな…』と感じる人はコスト感覚を持って仕事をしてみよう

残業中に『俺、社蓄してるな…』と感じる人はコスト感覚を持って仕事をしてみよう

会社勤めをしていると、社長や上司から『経営感覚を持って仕事をしろ』というお達しを受ける事があります。

はっきりいって『そんなのはお前たちの考えることだろう…』と思ってしまう所だけど、考え方を変えると一理あるなと思えるようになってくる。

自分で『今、社蓄してるなぁ』と感じている方は是非読み進めて欲しい。

自分がどれだけの仕事をしているのかという見極めにコスト感覚は必須

どれだけの仕事をしているかというと勤務時間で考えてしまう人が多いのだけれど、コスト感覚を持って話をするのであれば勤務時間だけではなく『成果』がとても重要だ。

日本ではまだまだ残業した人のほうが偉いという風潮が蔓延(はびこ)っている。

100時間働いて10の仕事ができる人と80時間働いて10の仕事ができる人であれば、圧倒的に後者のほうが評価されるべきだが残念なことに前者の方が ”何故か” 評価されるシステムになってしまっている。

如何に効率化するかを軸において仕事をしなければならないIT業界においてもこの考えは健在で、何故か残業の多い人のほうが評価されやすい傾向にある。

そういった評価制度に疲れて『そこそこの仕事をして残業代を稼ごう』という考えにシフトする人も多いのもまた事実なのだが、この選択はあまり良くない。

こんな時にコスト感覚を持って仕事をしていれば自分の待遇を変えることも十分に可能なのだ。

自分がどれだけ貢献しているかを数値化して提案する

残業している人が評価されるという現状があるのであれば、残業せずに仕事をしている人との仕事量を数値化して判断できるような資料を作れば良いのだ。

例えば

  • こなしている仕事を互いに書き出して作業量を把握できるようにする

というのはどうだろう。

お互いの仕事内容を把握することにより、残業の多い人が『何故残業しているのか』『どのような作業で残業しているのか』という事がわかるようになる。

残業の理由がわかるようになると今度は、残業の多い人と同じ内容の仕事をした場合にどれくらいの時間が掛かるのかという事がわかるようになります。

そうすると更に具体的に『相手と自分の力量の差』がわかるようになるので、これをネタにして上司に直談判できるようになるのです。

残業の多い人を評価しがちの上司は、基本的に作業量ではなく勤務時間・態度のみで評価している場合が多いので、こちらから数値化して提案することにより初めて実情を知るということがよくあります。

ただ、個人的に資料を持っていくと他の社員から嫌な目で見られることもあるので、出来ればチームや部署全体の作業量を把握するという名目で提案したほうが良いでしょう。

本当に必要な仕事なのかを考える

努力しているのにもかかわらず残業が減らないという人は、やらなくてもいい仕事をしているの可能性がある。

よくあるパターンでいえば自分で仕事を抱えすぎているということだ。

他の人に頼めばいい仕事も、相手が忙しいかもしれないという思い込みを抱えてしまい仕事をお願いできないパターンである。

常にデスマーチを繰り広げている会社ではない限りそんなことはありえないので、まずはお願いしてみるという心がけも大切。

仕事が人よりこなせるという事は確かに大切だが、誰かに仕事をお願いする『甘える力』もビジネスマンには重要なスキルです。

コスト感覚を身につけると転職が捗る

コスト感覚を身につける一番の利点は【自分の価値】がわかるようになるからです。

自分はどういった技術を持っていて○○くらいのシステムやサイトであれば何日で構築できるので、大体これくらいは会社に貢献できるという事がわかるようになれば転職する際の自己PRが捗ります。

IT業界の場合、一般社員からディレクターになる場合も多く、人件費やら作業工数を把握して仕事ができるようになれば非常に重宝されるようになる為、転職において非常に有利です。

また、コスト感覚というのはフリーランスになったときも重宝するスキルの為、今後フリーランスになりたいと考えている方も覚えておいて損はないでしょう。

最後に

コスト感覚を身に着けろといわれると『社員にそこまで求めるなよ…』と思ってしまうのは当たり前ですが、自分のために身につけるんだ!と考えると少しやる気が出てくるのではないでしょうか。

コスト感覚というのは仕事だけではなく、日常生活のお金のやりくりにおいても役立つスキルなので、是非身につけておくことをオススメします。